HOME > 懐石料理とは

懐石料理とは

懐石という言葉は、修行僧が訪ねてきた客人をもてなしたいが食べるものがなく、せめてもの空腹しのぎにと温めた石を客人の懐に入れたことに由来していたり、客人を茶でもてなすために空腹のまま刺激の強い茶を飲むことを避け、茶をおいしく味わう上で差し支えのない程度の料理でもてなすといった話などがございます。

いずれの場合も、お客様のことを想い、「おもてなし」を意味しているのではないでしょうか。

お料理が温かいものを温かいうちに一品一品とお客様の前に運ぶかたちが残っているのも、その「もてなしの心」なのかと思います。懐石料理は、ただお客様の空腹を満たすものだけではないと思います。

料理の見た目にこだわることは、お客様がお料理を見たときに季節をより楽しんで頂けるように、食べた時の楽しみや、旬のにおいなど、五感で楽しんで頂ける料理だということが、引き継がれている日本の伝統料理だと考えております。

四季ある自然豊かな日本だからこそ、その時期のもの、旬のものをお客さまに楽しんで頂きたい、旬のものは、体を丈夫にしてくれることから、料理で体の中から元気になるということ、お客様の体のことまで考えてお出しすることの日本のもてなし文化そのものなのかと思います。

当店でも、お子様やご年配のお客様には、お食事しやすいように小さく切ったものや、隠し包丁をいれさせて頂いていたり、お酒や会話をゆっくりと楽しめるようにお料理をお出しするタイミングをとらせて頂くなど、カウンター越しにお客様のお顔や様子を拝見することができるからこその「おもてなし」だと考えます。

古来の「おもてなしの心」を大事にしつつ、お客様のお手元に日本の四季の贈り物をお運びするお手伝いをさせて頂いております。限られたお時間かとは、思いますが、一品一品運ばれてくる日本の恵みをお楽しみ頂ければ幸いです。
懐石料理
やさい
お問い合わせはこちらから
  • マスコミ掲載履歴
  • 心ヨロコブ体キレイ料理
  • 懐石の店 かめ

懐石の店 かめ

〒319-2255
茨城県常陸大宮市野中町3053-17

■電話
0000-00-0000

■営業時間
【昼の部】11:30~14:00
【夜の部】17:30~20:30

■定休日
水曜日

  • お祝いの日